1996 – Sunday 3am at Maniac Love –

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MANIACUNITY



明日4/9に渋谷のen-sofでやるパーティー
Unityに出演します!

「なんだよ告知ブログかょ。」と思ったそこのあなた!
そりゃまあごもっともなんだけど、そっ閉じなんてしないで
もう少しだけおつき合い頂けないでしょうか?

なぜならこのパーティー私にとってスペシャルなパーティーなんですよ!

それは僕の心の師匠wadaさんとの初の共演だからのです!

DJ始めて十数年ようやく巡ってきたこの機会に
僕がDJという物にハマるキッカケとなった
WADAさんとの出会いまでの話を書こうと思います。

テクノ前夜

時は巡って1994年。
メタリカとニルバーナ、レッドホットチリペッパーズを
こよなく愛するロックにいちゃんだったワタクシ。
(この時点で雑食っちゃあ雑食ですね。)

当時はレコーディングエンジニアを目指すべく
専門学校にかよっていたんだけど、
流石に専門学校だけあって色々な音楽好きが集まっていて
中には自称テクノ好きもいました。

そんな彼から無理矢理渡押し付けられるように
貸されたテクノのコンピ。
(R&SのIn order to Dance 4)
これが僕の運命を変える事になるとは…。

そこに収録されたエイフェックスツインの
“Digeridoo”が全てのはじまりで、
最初に聞いた時の衝撃たるや!
その衝撃があまりにも大きく、
ひょっとしてテクノって面白いんじゃない?と
興味を持ち始めたのでした。

普通だったらこれでクラブに通いはじめそうなもんですが
そう簡単に話は進みません。

当時はインテリジェントテクノブームというものがありまして、
Warpを筆頭にフロアトラックではないリスニングで楽しめるテクノが
猛威を振るっている時代で、エイフェックスはその最右翼。

そんな時代だったので硬派(?)なロックにいちゃんだった僕は
頭まで硬かったようで、インテリジェントテクノこそ至高で
「ナンパ目的で頭のネジが緩い人種が集まるクラブでかかる
クラブトラックなんて興味ないね〜。」と息巻いて
クラブを拒絶していたわけです。

そんな中でも、もっとテクノの事を知りたい欲求は高まるばかり。
でも当時は懐事情的にもアナログをしこたま買い込む事なんてできず
(そもそも、テクノのアナログを買える店なんて限られてたしね。)
ネットも無い時代故、情報源も皆無なので、
テクノのアーティストの事を知るには色々なアーティストの
入ってるコンピCDを買う事ぐらいしか手段がなかったわけですよ。
(意外かもしれないけど当時、電気のオールナイトは
聞いてなかったんすよね。不思議なことに。)

そうすなるとテクノと謳うコンピをチェックせざるを得ないのだけど、
インテリジェントテクノ専門のコンピなんてそうは無く、
自然とフロアトラックも入った物も買うようになる。
そうしているうちに、自然とクラブにも興味を持ち始めた訳である。

となれば後は意を決してクラブに行くしか道は無いのだけど、
今以上に情報が無かった時代。
なかなか初めてのクラブってのはハードルが高かったわけです。

ジャンキーがわんさかいるのでは?とか
「Yo!Yo!メーン!」みたいな兄ちゃんに絡まれるんじゃないか?
と内心ドキドキでなかなかクラブに足を踏み入れられなかったわけですな。
(つーか、今思えばイカツイにーちゃんがモッシュしまくる
ライブハウスの方が遥かに怖かったのにねw。)

そんな悶々とした日々を送る中
ロックのライブで馴染みのある新宿のリキッドルームで
warpがパーティーをやるという情報が!

これは絶好のチャンスということで
ロックのライブハウスに行くときは何時も一緒だった友人を
「オールナイトにイベントなんだぜ!すげーだろ!」と
訳もわからない理由で無理やり誘い、
いざ初のクラブイベントに繰り出したのでした。

WARP NIGHT @ LIQUID ROOM 1995,11,24

やって来ましたWarp Night@リキッドルーム。(勿論新宿ね)

LFO、Plaid、そしてAFXことリチャードDジェームスが
出場して、日本人もEXTRAが話題になっていたKen Ishiiに
elekingでもその名前をよくみかけるWADAが出るとの事。

ドキドキしながらフロアに向かうといつものライブぐらい
いや、それ以上の爆音でテクノが鳴り響いてる!
これが普段家で聞いていたテクノと全く違う体験で
物理的に体を揺らしてくる低音はロックのライブとは
また違う衝撃で大感動!
家でCDで聞いていた曲もかかっていたけど
全然別もののように聞こえ「リスニングテクノなんていったけど
やっぱりフロアで聞く方が何倍もいいじゃーん!」と
リキッドの中心で叫ぶのであった。(心の中でだけど…)

で、Warpアーティストのライブを目当てに行ったパーティーなれど
なにげにその日一番印象的だったのは最後に回したDJのWadaさん。
そこで僕はそのwadaさんがレギュラーで回しているという
パーティーCycleに興味を持ったのでありました。

(と、書きつつ、どうやらこの日wadaさんはキャンセルに
なって当日DJしてたのは相方のYamaさんだったみたいですw。
どちらもCycleで回してるから、まあ問題無いんだけど…。)

その後、リキッドのテクノイベントにはほぼ毎回のように
通うようになり、おっかなびっくりしながら小箱クラブにも
何度か遊びに行き、クラブへの免疫もできた頃
WADAさんの廻すというMANIAC LOVEのパーティー
CYCLEに行ってみたのでありました。

CYCLE@MANIAC LOVE

普段全く縁の無いおしゃれさんの街青山。
その奥にある骨董通りのそのまた路地の奥に
MANIAC LOVEはありました。

エントランスの階段を降りたと思ったら
また登ったりとよくわからない通路を抜けると
物凄い熱気のフロアがそこに。

小箱に比べれれば大くリキッドに比べれば
狭いフロアは人でいっぱい。
でも、踊れなくなる程ではないので
ちゃんと踊れてまさに理想的。
音もクリアーというわけではないんだけど
パワーのあるナイスなサウンドで
大変ゴキゲンであります。

バーの下に位置するブースを見ると
DJが回しているのは判るんだけど
そもそもWADAさんがどんな顔だったかも
覚えていないので、今回しているのが
お目当てのWADAさんかも判らず、
でもいい感じだったので
「ま、誰が回しててもいいか。」と
フロアで踊るのに集中する事に。

カッコイイ曲もたくさんかかって
楽しく踊っていたんだけど
時間が更に深まったいった時
フロアの空気は突然に変わる。

いや、前の曲からはものすごくスムーズに
切り替わっているんだけど明らかに
音が良くなってるのが一発で判る。
レコードがプレイされているという
レベルじゃなく箱全体が鳴っているような
そこの空気まで支配してるようなサウンド。

そこで僕は確信する。
今廻している人こそWADAさんだと。

そこからは終わりまではもう記憶に無いぐらい
夢中になって踊り続けていた。
Wadaさんが3台のターンテーブルから
紡ぎだす流れに身を任せていたら
あっという間に時間が過ぎて
恍惚だけが残ったのであった。

テクノの知識がまだまだ少ない僕の
数少ない知ってる曲も何曲かはかかっていたんだけど
wadaさんの手にかかると、
それはまるで違う曲のように響いていた。

もう、衝撃の一言しかなかった。
それまでDJって所詮は他人の曲を
使ってやってるだけで、自分の好きな
曲がかかればいいやぐらいにしか思って
いなかったのだが、それは見事にくつがえされた。

DJっていうのはここまで出来るんだ!
数時間で自分の世界を作れちゃうんだ!と。

そこから僕のMANIAC LOVE通いが始まる。

LIQUID等で来日パーティーが重なら無い日は
懐の許す限り土曜のCYCLEに通った。
そんなんなので、一般的にMANIAC LOVEと言えば
伝説のアフターというイメージが強いけど
僕にとってはCYCLEこそがMANIACだった。

何度も通いなんど聞いてもWADAさんのプレイに
飽きる事はなかった。

他のクラブやイベントでWADAさんのプレイを聞く事は
あってもCYCLEで聞くロングセットがなんと言っても
最高だった。

未だに忘れられないけど、人のDJを聞いて
気持ちよすぎて立てなくなった事は後にも先にも
WADAさんのCYCLEでのプレイだけだ。
(念の為、言っておきますが酒もイケないお薬等も
一切摂取してませんよ。エビアン一つで踊って
そんな所まで導かれてしまったのですよ!)
あまりにも気持ちよすぎてあまりにも幸せすぎて
マニアックの隅っこにあったマスターブラスターの
スピーカーにヘナヘナと座りこんでしまったのは
今では良い思い出である。

自分の人生でここまで熱心に通ったパーティーは
WADAさんのCYCLEとフミヤさんのディストーションだけ。
この2つのパーティーは僕にDJの根本を叩き込んでくれた。
この2つのパーティーがあったから今日までDJを続ける
事ができた訳です。

outro

そんなわけでDJという物にハマってもうすぐ20年。
そんなキッカケを作ってくれたWADAさんとのプレイ。
この道を教えてくれた感謝を込めつつ
楽しくプレイできたらなぁと思うわけです。

思い入れたっぷりのUnity。
遊びにきてくれれば本当に最高です!
皆さんのご来場を心よりお待ちしております!


2014.4.9(wed)
【 UNITY 】
@EN-SOF SHIBUYA
21:00〜Mid Night
Music Charge 1,000yen

DJ WADA (Co-Fusion)

MASASHI MATSUI (L.S.S TRAXX / LOUDSPEAKER SURVEY)
Graffia (L.S.S TRAXX / LOUDSPEAKER SURVEY)
DJ U (Upsets / aset)
DASHA (WC / technique )

【TIME TABLE】
21:00〜22:15 GRAFFIA
22:15〜23:30 MASASHI MATSUI
23:30〜 1:30 DJ U
1:30〜 3:30 DJ WADA
3:30〜 5:00 DASHA

http://en-sof.jp/lang/jp/
渋谷区道玄坂2-23-13
03-5728-5349 ドンキホーテのすぐ先です。

Author Profile

DJ U

DJ Uでぃーじぇーゆー
とにもかくにもテクノが好き。
ミニマル~クリックがテクノならハードテクノもテクノ。デトロイトだってダブステップだってエレクトロだって、オイラに言わせりゃ皆テクノ。
今の時代の空気を取り込みつつも、そんな”テクノ”を新旧関係なく紡いで新しい響きを作れたらなぁと。「最新ミニマルでストイックなグルーヴを…」みたいなのが好きな人は他にいくらでも良いDJがいるはずなのでそちらをどうぞ。
「四の五の言わず、テクノが好き」って方。一緒に楽しい時間を作りましょう!

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