DJ Uのつけ麺放浪記 ~湯島 大関~

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というわけでスタート致しました「DJ Uのつけ麺放浪記」。
(んな企画しらねーよって人はプロローグ編を読んでね。)


記念すべき第一回は湯島にある「大関」です。

なんでこの店を選んだのかって?

以前たまたま通りかかった時にマスコミが取材に来てて
そのお陰で食べそこねるという目にあって
チト悔しかったのでいつか食らってやろうと思ったってだけです。

誰かの推薦とか食べログで調べたとかじゃないのよ。
(つーか食べログで本当に美味い店に当たる確率なんでそう無いでしょ?)

てなわけでレポートスタート!

壁に貼ってあるポスターを見る限り
普通のラーメンも出してるみたいだけど
やっぱり売りはつけ麺のようですね。
そうこないと「つけ麺放浪記」が成り立ちませんな。

プロローグのレギュレーションで書いたように
一番シンプルなつけ麺を選ぶのがルールなので
券売機でどノーマルなつけ麺を選ぶ。
ほうほう、どうやらつけ麺は通常の値段で
300g、450g、600gの量を選べるみたいですな。
かなりお腹も空いていたので450をチョイスして
そそくさと席へ。

つけ麺だから大分時間がかかるだろうなぁ〜なんて考えながら
ふと見上げると出ましたウンチクボート!
この店のポリシーやら製法のこだわりが2枚にわたって
書いてあります。こりゃ待ち時間の長いつけ麺屋には
絶好の時間つぶしアイテムですな。
全部の店に備え付けてほしいね!(棒読)

ウンチクボードによるとこの店のウリは
とんこつと豚皮を煮だしたスープと魚介系スープを
ブレンドしたスープが売りの模様。
とはいいつつも、とんこつ+魚介のスープって
最早スタンダードになっちゃったよね。
まあ、豚皮はあまり聞かないので
それが特徴ってとこなのかな?
まあそんなスペックなんて雑誌のラーメン評の
文字数稼ぎにしかならない
からほっといて
大事なのはようするに上手いかそうで無いかだよね。

なんて色々考えていたら突然「熱いのがいいですか?冷たいのがいいですか?」と
たどたどしい日本語で聞かれる。
ここでOh! Misstake!
あまりにも唐突に聞かれたので
ついつい条件反射で「熱盛りで!」なんて言ってしまった!

だって〜、冷たい麺が好きじゃないんだも〜ん。
温かい麺が好きなんだも〜ん。

これが心の声であるが、これじゃ当初のこの企画から外れてしまう!
やっぱり冷盛りでも「これめちゃうめ〜」ってつけ麺を探さないと
意味は無いよな…。やっぱり変えて貰おうと思い店員さんに話しかけようとすると
そこに姿は無い!そして背後からスッと具の乗った小皿と湯気を立てた
ちょっとした細めのうどんぐらいの太さがある麺がこんもりと盛られた皿
そして小ぶりなつけダレ(スープって言うべきなのか?)が
差し出されたのであった!

第一回からレギュレーション違反。
いったいどうなる事やら…。

まあ、出てきたもんはしょうがない
(って、全面的に僕が悪いんだけどね…)
据膳食わぬはなんとやだし、麺を伸ばすのは罪という
我が家の家訓にしたがって早速麺をつけダレに潜らせ

パクっ

ほう、ほう。

つけダレは例によってかなり濃いのだけど、
特徴的なのは片栗粉が入ってるんじゃないかってくらいのとろみ。
その中華あんかけスープのようなとろみのお陰で麺にスープが絡むって寸法。
なるほどなるほど。こいつは、考えたねぇ。プロローグで僕が指摘した欠点
「水分を含んだ麺がスープと絡みづらい」という点をカバーしてるわけだな。

相当太い麺はモチモチしていて僕の好みとはちと違うけど、これはこれで良い感じ。
スープも塩分高めな感じは苦手だけど、つけ麺にありがち(と僕は思うんだけど…)な
変に甘すぎる感じも無く。中々悪くないですな。

って、しまった!肝心なラーメンの写真をとってない!
普通こういう食べ物レポなんて真っ先に写真とらなきゃいけないのに…。
OLみたいにランチを携帯で撮影する習慣なんて無いんだもの
しょうがないので食べかけですが撮影したのが以下


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リアルにつけダレに麺やらレンゲが入っててお見苦しい限りですが
初心者故のミス。お許し下さい…。

とりあえず写真も無事撮れて食べ進んでるうちに
店内に貼ってあった能書き(もといウンチクボード)を思い出す。
お店のオススメはノーマルで食べてその後、
徐々に具を入れて変化を楽しみましょうと書いてある。
ここは素直にしたがって、小皿にに盛られた
メンマ、ネギ、ノリ+魚粉を順番に足していく。
メンマ、ネギ、を加えたあたりは
大した変化は無いんだけど魚粉は効果覿面!
豚+魚のスープにしては魚度をあまり感じないと思ってたスープに
魚介のテイストが広がってこれは大当たり。
っていうか最初から入ってていいんじゃない?とも思ったたりもするけど…。

なんて考えながら食べてたら
結構な量なのにあっという間に麺完食。
そしてつけ麺恒例のスープ割をお願いする。

店によってはスープ割りのお湯orダシがポットで出てきて
お客さんが好きにスープを割るお店もあるけど、
ここはちゃんと店員さんがお椀を持っていってくれて
割ってくれるタイプ。これは好感触ですな。
塩梅も判らず手探りでスープ割の
ベストバランスを探るのは非常に難しいしいので
店が思うベストな割具合いを
始めから味わえるのはいいですね。

で、肝心な味も中々宜しいじゃないですか!
スープ割り独特の水っぽさは感じるものの
(えっ?水っぽさ感じるのは僕だけか?)
よりラーメンスープに近くなった感じ。
なら、ラーメンを最初から頼めよっ!って
ツッコミが入りそうですな。
サーセン。なんと言ってもラーメン好きなので…。

と、思ってた以上に長文になっちゃいましたが
つけ麺放浪記 第一回はこれにて終了。
肝心な評価は…

三ツ星とさせて頂きます!



★★★☆☆ なかなか満足。機会があればまた行ってもいいかも。



まあ、熱盛りにしちゃったの事も加わって
つけ麺に感じるデメリットは大分クリアーされてたので
これなら、また食べてもいいかな?

とは言え今回はレギュレーションを破って熱盛りにしてしまったので
あくまで参考記録として、またいつか再試験したいと思います!

さて、果たして僕のつけ麺感をひっくり返してくれるような
5つ星つけ麺と出会えるのだろうか?

放浪の旅はまだまだ続くのである…

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DJ U

DJ Uでぃーじぇーゆー
とにもかくにもテクノが好き。
ミニマル~クリックがテクノならハードテクノもテクノ。デトロイトだってダブステップだってエレクトロだって、オイラに言わせりゃ皆テクノ。
今の時代の空気を取り込みつつも、そんな”テクノ”を新旧関係なく紡いで新しい響きを作れたらなぁと。「最新ミニマルでストイックなグルーヴを…」みたいなのが好きな人は他にいくらでも良いDJがいるはずなのでそちらをどうぞ。
「四の五の言わず、テクノが好き」って方。一緒に楽しい時間を作りましょう!