A-Inc a.k.a. Akira Ishihara

guest_ainc_b2003年春から夏にかけて、Akira Ishihara 名義でドイツ・UKのレーベルから立て続けにEPをリリースしファンキーでアッパー、そして緻密なミキシングによるDJユースフルなトラックの数々は国内外から注目を浴び、冬には初のDJツアーとしてベルリンの SO36 等のクラブに出演を果たす。これらの活動が契機となりテクノ発祥の地とも言えるドイツでも多くの支持を得る事に成功する。その後も多くのレーベルからリリース・リミックスをこなし、2004年の初夏には再びドイツ、そしてオーストリアにてDJツアーを行い、当時ドイツでの名門クラブの一つであった Tresor にも出演した。帰国後は Maniac Love でのレジデンツDJを初め、国内各地そして香港にも招聘され、同年末には Ken Ishii, DJ YAMA オーガナイズの Reel Up に出演。
2005年以降も Akira Ishihara 名義でリリースを重ねるが、平行してよりミニマルでディープなサウンドを追及したプロジェクト A-Inc としてのサウンド製作もスタートし、2006年に Hitoshi Ohishi 主宰 Modern Tools より1stEPをリリースした。
2007年はオーストリア、台湾でのDJを経験し、スウェーデンより Joel Mull 来日時のラウンジセットでのDJをはじめ、Jeff Samuel 来日時には A-Inc 初のライブセットを披露してこの名義での活動を本格化させた。10月には Jay Haze によるレーベル Junion より A-Inc として最初のアナログカットとなる Commodore Dub EP をリリース。オーナーである Jay Haze のみならず、Ricardo Villalobos もプレイしたこのEPをきっかけに多くのレーベルからオファーを受け、2008年2月にはドイツの Kaufe Musik のコンピレーションEP、3月には Immigrant Records よりリリースの Ryoh Mitomi “Ballet EP” にもリミックスを提供した。
5月にはジャーマンテクノの重鎮、Thomas P Heckmann によるレーベル Afulab より Disorderly Forest EP をリリース。個性的でテクニカルなサウンドパーツから展開される強力なグルーヴは Richie Hawtin, Len Faki, Monika Kruze を初めとする多くの著名DJらにもプレイされ世界中のクラウドを魅了している。
これ以降も、ドイツ、イタリア、イギリスのレーベルからのリミックス・コンピレーションEP、そしてソロEPが控えている。デジタル配信限定レーベルが増える中、これらのリリースの多くがヴァイナルカットを予定されていることからも、その楽曲がトップレベルのクオリティであることが伺える。
http://www.akiraishihara.com
http://soundcloud.com/a-inc_akira_ishihara

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