90年代テクノスーパースター列伝 Vol.2 Joey Beltram:Part 3

beltrampt3


こちらは連載のPart 3です。
Part 1はこちらから
Part 2はこちらからどうぞ!



90年代に活躍したテクノアーティストをピックアップしてその軌跡を紹介する企画
90年代テクノスーパースター列伝。

その第二回Joey BeltramのPart.3です。

最終回となる本エントリーでは、Part 1Part 2でフォローしきれなかった
ベルトラムの隠れた名曲やら迷曲(?)等々知る人ぞ知るトラックを
バンバン紹介していきたいと思います。
マイナートラックも多いけど最後までついてきてね!

それではスタート!

JOEY BELTRAM 名曲(迷曲?) 〜 Rave HardCore 編 〜


Part 1で初期ベルトラム最大のヒット曲「Energy Flash」を紹介しましたが
この曲がレイブパーティーでヒットしたのをきっかけに
ベルトラムはレイブ向けのトラックを多数リリースします。
(レーベルのR&Sからのリクエストもあったんでしょうね。
ケン・イシイやホアン・アトキンスなんかもR&Sの意向で
流行にフィットした曲をリリースしていたので…)

その中でも大ヒットとなったのがMundo Muziqueと組んだユニット
セカンドフェイズ名義のこの曲

Second Phase – Mentasm(91)


これぞレイブ〜ハードコアテクノなこの曲。
「Energy Flash」以上にレイブのシーンにはジャストミートだったので
かなりのヒットとなりましたが、シーンにフィットし過ぎていた故
時代の変化とともにフロアでは使われなくなってしまいました。
ベルトラムのオリジナリティーが遺憾なく発揮された「Energy~」が
テクノクラシックスとして未だにプレイされ続ているのとは対照的ですね。



この頃の作品はR&Sからリリースされた初期作品を集めたアルバム
「Classics」でも聞くことができます。

Joey Beltram/Classics (96 Album)”

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要するにR&Sからのリリースの寄せ集めアルバムなので
アルバムとしての完成度はちょっとですが、
初期のベルトラムを知るという意味では興味深いかもしれません。
他にレイブ系トラックと言えば

Joey Beltram – My Sound


まさに直球ど真ん中といった感じのハードコアトラックですな。
おっさん〜おばさん世代はジュリアナ東京を思い出さずにいられないw
日本ではこういうテクノをデステクノと呼ぶローカルな文化がございました。

勿論、このアルバムはレイブ〜ハードコア路線ばかりじゃなく
結構バリエーションはあって

エナジーフラッシュと同じくオービタルの
chimをサンプリングしたこちらやら

Joey Beltram – Jazz 303


シカゴ直系なTB-303のアシッドサウンドに
シカゴ好きにはお馴染みの声ネタを載せた

Joey Beltram – Groove Attack


みたいなトラックも収録されてます。

ベルトラムの入門にピッタリなどとは口が裂けても言えませんが
とりあえずPt1〜2で紹介してベルトラムの虜になった人は
買ってもいいかもしれません。


この頃には今となってはちょっと意外とも言える
ミニマルの大御所と一緒にトラックを作ってたりもしました!

Final Exposure – Vortex(91)


これは上記ベルトラムのユニット セカントフェイズに
m_nusでお馴染みのリッチー・ホウティンが加わった
今考えると恐ろしく豪華なユニット。

初期URのハードコアトラックに通じるようなテイストで
今聞き返すとハードコアというよりもアシッドに寄せた感じのトラックは
一回りしてカッコイイと思うのですがいかがでしょう?
使うなら今かもしれませんよ!


またレイブ〜ハードコア時代と言えば
スマッシュヒットしたこんなリミックスもあります

Lords Of Acid – Rough Sex Beltram Whip Mix (92)


ベルギーの大ベテランplag khanのユニット、ロード オブ アシッドの
リミックスで、ヨーロッパではかなりのヒットとなった模様です。
オケヒットガンガンのこれまた「The レイブ」ってな感じですな。


ちなみに世界的レイブムーブメントの中でブイブイ言わせてたベルトラム。
日本のレイブファクトリーも勿論その才能は見逃せなかったのか
こんなリミックスもやっていたりします。

T.R.F. – Open Your Mind Beltram’s Old School Dub (93)


まあタイトルに「Old School Dub」って書いてあるだけあって
レイブ〜ハードコアな音ではなく、どっちかというと
ベルトラムの初期ハウス路線のトラックに近い作品に仕上がってます。

オリジナルがこんな感じのいかにもレイブ調の曲だったので
このリミックスが上がって来た時は
「えっ?レイブじゃないじゃん…」と
かのTKもさぞ凹んだんじゃないでしょうか?

しかもこのリミックス海外のレーベルから
アナログ盤でリリースされていたりしますw
ちなみにカップリングはベルトラムの変名のこの曲で
こちらはトランスミーツハードコアな感じ。これも意外ですね。
結構色々やってるんもんですな。ベルトラム先生もw

そして、レイブ〜ハードコアから更にエスカレートした
ベルトラムは行き着く所まで行ってしまいます!
それがこちら。

Hard Attack – Resonation (93)


ちょいと補足しますと93年頃、オランダはロッテルダムから伝わってきた
ハードコアを更にエスカレートさせたようなテクノのサブジャンル
通称”ガバ”が瞬間的に大流行した時期がございます。
ブンブンに歪んだキック、早いBPM、ド派手なシンセが
トレードマークのガバ。その行き着く所までいっちゃった感は
日本でもちょっとしたブームになって、
石野卓球氏なんかもガバをプレイしてましたね。

そんなガバの総本山「ロッテルダムレコーズ」のボス
DJ ポールとベルトラムが組んだのがこのハードアタック。
バンバンに歪んだリズムはこれぞガバってな感じですが
303のアシッドシンセが入る所にベルトラムのシカゴ好きが
反映されてると思うのですがいかがでしょう?


こちらはベルギーのレーベルからリリースされた
X BUZZ名義のリリース

X Buzz – Overload (93)


これまた強力に歪んだキックスネア同時4つ打ちの
いかにもガバなトラックなれど、良くも悪くも
ベルトラムのエンジニアリングセンスが発揮されてしまい
Hard Attakに比べると、歪んでいても非常に抜けの良く
クオリティーの高いサンドになってますw
もっとラフなサウンドの方がガバ好きには受けそうですけど…



でも、このようなガバ路線は本人もちと後悔してるのか
Part 1でもちょっと紹介したele-king誌でのインタビューで
ハードコア〜ガバ時代の作品について触れられると
「おれだけじゃね〜よ!あの頃は皆ハードコアとかやってたんだよ!(意訳)」
ちょっと軽くキレ気味に答えておりました(笑)
本人にとっては黒歴史なのかもしれません。
これはこれで面白いと思うのですが、う〜む。

JOEY BELTRAM 名曲(名曲?) 〜 シカゴテイスト編 〜



ハードコア〜レイブ時代の紹介が長くなってしまいましたが
(だって黒歴史扱いだし、今後も取り上げる物好きもいなさそうだし…)
ちょっと方向転換。

Part.1でも書いたとうり、ベルトラムが音楽で
一番衝撃を受けたのが初期のシカゴハウスで
その影響を感じさせるようなトラックもリリースしています。
というわけで、そんなトラックを何曲か紹介致しましょう!

まずは、ベルトラムのシカゴ愛が炸裂したこちら

Beltram-tales from the RZ(93)


「Rz物語」と題されたこの曲。
「Rz」とは日本のカシオが作ったリズムマシーンで、
スティーブ ポインデクスターのシカゴクラシック
「work that mutha fucker」で使用されている事で
知られるリズムマシンの銘器中の銘器。
(ちなみにこのリズムマシーンのドラム音はYMOの
高橋幸宏氏の叩いたドラムをサンプリングしてます!)

そのタイトルからしてもベルトラムのシカゴマニアっぷりが
伺えますが、トラックは更にシカゴ好きはおもわず
ニヤリとしてしまうトラックに!

強烈な303のベース・ラインの上で展開する歌はは
シカゴ・ハウスクラシックスの「You youtud hold me」
と「Rocking down the house」の歌詞をマッシュアップしています。
(ちなみにイントロの男性のヴォイスは Jungle wondsネタ)

ベルトラムのシカゴラブがストレートに現れた名曲ですが、
オールドスクールの焼き直しではなく
ちゃんとベルトラム流ACIDになってるのが素晴らしいですね。


この「Tales〜」をリリースしたレーベルSortedといえば
ベルトラムの至高のリミックスとも言えるこの曲を忘れちゃいけません!

DJ Joe T. Vanelli Featuring Csilla – Play With The Voice In USA(94)




※youtubeに音源が無かったのでJeffのMix Upからの該当箇所を抜粋

90年代にリアルタイムでテクノを聞いてきた世代なら
まず知っているであろうこのトラックは、
ジェフ・ミルズ御大が傑作MixCD「Mix Up vol.2」で
使用した事で一気に世に広まった大人気曲。
当時何人のテクノっ子が中古盤屋で
このシングルを探した事か…。
まさにおっさん(おばさん)泣かせな名曲です。

調子っ外れなシンセのスイープするフレーズの
ちょっとユーモラスな雰囲気と
ベルトラムらしいリズムの組み合わせが絶妙ですな。


Mix Upと言えばこちらも忘れちゃいけませんな。

beltram Voyager(’93)

こちらは石野卓球氏のmix CD「Mix Up Vol.1」に
収録されて、これまたリアルタイムでテクノを聴いていた
世代のハートをごっそり持っていった名曲。

この曲も上記「Play with〜」もそうですが
初期シカゴハウスを継承したかのようなファンキーさ
ミニマルさながらも、そのサウンドといいリズムといい、
ベルトラムらしさがバリバリにでてる
素晴らしいトラックだと思います。

この曲の収録された2枚組「Dance Generater」は
シカゴの名門Traxxからリリースされたのですが、
実はPart 1で紹介した「re:releaced〜」よりも
先にリリースされていたりします。
そのせいか「re:releaced〜」よりも、よりシカゴテイストが
強いトラックが多いのが特徴ですね。
う〜ん。これまた名盤。


ちなみに上に貼り付けたこの曲のyoutube動画。
曲を聞くと、そのバックグラウンドにパチパチした
ノイズがだいぶ乗ってませんか?
Traxのオリジナル盤は盤質が非常に悪く
(レコード盤のヴィニールの素材に混ぜ物したりして
コストを削っていたわけ。なんてヤ◯ザな商売。)
ザラザラのノイズが乗ってあたり前だった訳です。
この動画もオリジナル盤から録音したと思われます。

当時はこのノイズ音が恨めしく、気に入った曲は
中古で何枚も買ってコンディションの良い盤を
探したりもしたものですが、配信のクリアサウンドが
あたり前になってしまった昨今では
これはこれで味わい深く感じる不思議。

なのでTraxの中古盤を買う時はちょっと注意。
文字が印字されてるラベル部分を見れば
大体再発かオリジナルかは分かるので
(ラベルの印刷がかすれてたり汚かったらオリジナル
マトモなら再発。)純粋に良い音の物が欲しかったら
再発盤をおすすめします。


JOEY BELTRAM 名曲(名曲?) ディープトラック 編

このようにファンキーなトラックを作ってきたベルトラムですが
意外な事に対極的とも言える非常にディープなアルバムも
リリースしていたりします。

Joey Beltram/Aonox (94 Album)”

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これがエイフェックスツインにおけるselected ambient worksの如く
アンビエントテイストな非フロア系トラックを集めたアルバムになっています。

Joey Beltram – Across The Hemisphere(94)


いかがでしょうか?結構「selected~」的なトラックですよね?
メロディアスなシーケンスがアンビエントな空間の中で
響き渡るトラックは、なかなか趣があっていいですな。

そして個人的にこのアルバムイチオシなのはこの曲。

Joey Beltram – Probe(94)


いかがでしょうか?かなりドープで深いトラックでしょ?
明確なメロディーは無くそのディープな響きの中で
ちょっとインダストリアルなリズムが展開されるこのトラック。
かなり短い曲なのが残念至極なのですが。
今聴いても古びた感じは全然しないので
リエディットなんて作ったらバリバリ使えると
思うのですがいかがでしょう?

エイフェックスの「Selected〜」より大分後のリリースという事もあって
二番煎じと思われてる部分もあると思うのですが
もうちょっと評価されてもいいんでないの?と思う今日このごろです。


このアルバム以後アンビエント路線のトラックが
リリースされる事は無かったのですが、
日本発のサントラに収録されたこのトラックは
ある意味この路線に通じる部分があるかもしれません。

Joey Beltram/The Virtical(97)


人気マンガ(いまじゃアニメの方が有名ですな)
攻殻機動隊のプレイステーション用ゲームのサントラに
現役で活躍する一流テクノアーティストがズラリ揃い
しかも全曲描き下ろし曲という、
まさに鳴り物入りでリリースされた本コンピ。
そんな夢のコンピにもベルトラムのトラックが
収録されたのです!

Aonoxのアンビエント路線とはまた違ったテイストですが
美麗なシンセパッドや繊細に組み上げられた空間表現は
Aonoxからの流れを感じつつも、そこに絡むベルトラムならではの
練に寝られたリズムの組み合わせが最高です。

今聞いても全く古びない素晴らしいトラック。
是非またこの路線のトラックも
作って欲しいと切に願わざるを得ません。


JOEY BELTRAM 名曲(名曲?) NYアンダーグラウンド 編

ベルトラムと言えばNY出身。なのでNYのレーベルから
リリースしたテクノトラックを紹介したいと思います。


ベルトラムが地元NYのアーティストの中でも唯一尊敬していると言う
大御所デイモン ワイルドとコラボレートしたシングルがこちら。

XP – Ground Hog(94)


これはPart 2で紹介している中期ベルトラムの作風に通じる
非常にカッコイイ硬質ハードミニマル。
リズムのかっこ良さは言うに及ばず、名曲「Forklift」を
思い出させる上モノシンセの無機質な響きに痺れます。

お次は紹介しようか迷ったのですが
昔からベルトラムの変名として噂される
DJ パワーアウトのリリースを紹介しましょう。

まずは、田中フミヤ氏がMix Upで使用していたこの曲から

DJ Power Out – Hangover(95)


う〜ん。かっちょいいですな。上記のシカゴテイスト編で
紹介したトラック群にも通じるナイストラック。
今こそ使い時だと思うのですがいかがでしょう?

パワーアウトは昔からベルトラムの変名と言われているのですが
正直僕もその情報を最初に聴いた時を思い出せず
(所謂「ソースが無い!」状態ですな。)
インターネットという名の深海に深く潜ってみたのですが
結局、正確な情報は発見できず(涙)
でも、ドイツ語のベルトラムのWikiには載ってるという
タレコミを頂いて(TEBPのHayashiくんありがとう!)
というわけで紹介してみました。
(日本以外でも伝わってるって事はきっとね…)

たしかにシンセ音なんかはベルトラムっぽい感じなんですが
(そもそもこの年代のNYのアーティストの音は
傾向的に似てるっていうのもあるのだけど…)
リズムの音はちょっと違うきもします。
自称”ベルトラム評論家”の僕としても判断の難しい所なのですが
みなさんは聴いてみてどう思ったでしょう?

というわけで、判断材料としてもう2曲ほど
パワーアウトの名曲を紹介しておきますね。

DJ Powerout – Slime(95)/


DJ Powerout – Lift(95)


う〜ん。この「Slim」なんてめちゃベルトラムっぽいんだけどなぁ。
みなさんいかがでしょうか?


JOEY BELTRAM 名曲 おまけ エクスクルーシブトラック 編

最後の最後にちょいとおまけ。

数々のコンピにもその作品が収録されたベルトラム。
中にはそのコンピにしか収録されていないトラックもあります。
(攻殻機動隊もその一つですな。)

そんな中から何曲か紹介しましょう。!
(もし正規リリースされてたら訂正するので
その時はtwitter等で突っ込んでくださいw)

WIREの出演で日本でも馴染み深いバムやんことWestbamご老体。
そのバムの参加で知られるドイツ最大級の屋内レイブで
WIREのお手本にもなってる「Mayday」の公式コンピにも
曲を提供しています。

Joey Beltram – The Open(95)


ベルトラムとしてはかなり異例なまでに
ガンガンに歪んだリズム(それこそガバ期の作品ばりに)
を軸とした、殆どリズムとパーカスのトラックながら
聞かせてしまうナイスなトラックです。
作りこんどトラックとはまた違った魅力ですな。

他にも92年のMaydayの公式コンピにもトラックを提供しているので
マニアはそちらも要チェックです。


ヨーロッパの人気コンピアルバムシリーズに
提供されたのがこの曲

Joey Beltram – Judgement(94)


こちらは「Trance Europe Express」というパート5まで
リリースされた人気コンピのpart.3に収録されたトラック。
アルバムのタイトルからすると「トランスのコンピ?」と
思われがちなのですが、中身はれっきとしたテクノコンピで
CDならばブックオフなんかでも結構みかけるので
見つけたら偏見なしにチェックする事をおすすめします!

肝心な曲はwarpからリリースした頃ぐらいに作られた
アウトテイクなのかなぁ?と思うようなアシッドトラックです。

Joey Beltram – M-Yard(94)


こちらはジャケが素敵で有名なトレゾアのコンピ
「Sirius」に収録されたエクスクルーシブトラック。
当時のベルトラムとしては異例のかなり早めのBPMの
ハードテクノなんですが、97~98ぐらいの
ハードミニマルの定番となるライドシンバルで
リズムを展開させていくパターンを
この年代で既に先取りしているという
ベルトラムの先見性に驚愕する一曲です。

しかもこの手法が広まり定番化する頃には
まったく使わないベルトラム△ですな。

最後はトラックスからリリースされた
コンピに収録されたこちら

Joey beltram – it’s Cool(96)

youtubeに音源が上がって無かったのでbeatportより。
こちらはTraxからリリースされていたACIDコンピシリーズの
第四弾に収録されたトラック。

Traxが97年頃再発盤を多数リリースして再始動する前の
末期のリリースだけあって、一番注目されない時期なので
意外にに知られていないのですが、貴重なベルトラム流
アシッドトラックなのでベルトラム好きならずとも
アシッド好きも要チェックな一曲です。



outro

と一気に曲を紹介しましたがベルトラムの魅力と偉大さ、
その恐ろしいまでのクオリティーの高さは伝わりましたかな?

Part 1で紹介したEnergy Flashはオリジナル盤は勿論
コンピにも多数収録されて、Start it Upも紹介したアルバム以外にも
コレとかコレなんかライセンス盤もリリースされてたりします。
更にPart2のまさに黄金期のリリースは日本でも人気が高く
中古でもかなり流通していると思うので中古盤屋の100円コーナーで
見かける事も多いので掘ってみる価値があると思います。
(クオリティーと値段が全く一致してない今が買い時です。)
ぜひぜひDiggってそのベルトラムの素晴らしいトラックと
サウンドを体験してみてください。

さてさて、90年代テクノスーパースター列伝ですが
次回第三回はDJ Yorgletさんから貰ったリクエストに応えして
オリバー ホーで行こうと思います!

オリバーは90年代の大分後半に登場しましたので
多分パート1だけで終わると思いますが、
登場から2000年代にちょっとはみ出て
Raudive名義の作品をリリース直前ぐらいまでを
紹介したいと思っています。

これまた乞うご期待!

では、引き続きリクエストお待ちしてます!
(あ、僕が詳しくないアーティストとか
一発屋的なアーティストだと書けない場合もあるので
その時はご勘弁を。)

Author Profile

DJ U

DJ Uでぃーじぇーゆー
とにもかくにもテクノが好き。
ミニマル~クリックがテクノならハードテクノもテクノ。デトロイトだってダブステップだってエレクトロだって、オイラに言わせりゃ皆テクノ。
今の時代の空気を取り込みつつも、そんな”テクノ”を新旧関係なく紡いで新しい響きを作れたらなぁと。「最新ミニマルでストイックなグルーヴを…」みたいなのが好きな人は他にいくらでも良いDJがいるはずなのでそちらをどうぞ。
「四の五の言わず、テクノが好き」って方。一緒に楽しい時間を作りましょう!